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2007年開催の大会結果

こちらでは、2007年に行われた各種大会の模様をご紹介。


 

navi 第44回全日本合気道選手権大会

開催日:11月25日(日)
場所:国立競技場・霞ヶ丘体育館

去る11月25日(日)、東京・渋谷の国立競技場霞ヶ丘体育館におきまして、 今年で44回目を迎える、第44回全日本合気道選手権大会が開催されました。 11月半ばから冷え込みが厳しくなり始めていた東京地方。但し大会当日は日中はポカポカとしたお天気。 前日までと比べても過ごしやすい一日、体育館の中でも寒さは感じることなく、 逆に熱気に満ちた会場に暑ささえ覚える一日となりました。冬の訪れとともに、例年師走におこなわれる当流派の最大イベントでもある大会。 今年も予定より一週間早まり、 11月の開催となりましたが、体育館の中では熱戦に次ぐ熱戦が繰り広げられ、選手達の繰り広げるパフォーマンスの一挙手一投足に、会場内におこる声援やどよめきで、 いっそうの盛り上がりをみせていました。

綜合乱取試合:
綜合乱取 今回の大会例年になく出場選手が多く、綜合乱取でも30名がエントリー。上位入賞をめざす、 実績のある選手に加え、新しい力も着実に伸びてきています。そして、どの試合も混戦模様。 打ちから投げへ、 投げから打ちへと素早い攻撃を見せたかと思えば見事な体捌きで相手の打ちをかわす... こうした攻防の連続でした。 この混戦の中、準決勝まで勝ち上がってきたのが、 国松選手(城北綜武館)、佐々木選手(北星学園大学)、川島選手(城北綜武館)、 松下選手(千葉綜武館)の4選手でした。
準決勝第一試合。国松選手と佐々木選手の試合。双方とも見事な攻防を見せてはいるものの、一瞬の隙をついて佐々木選手の左胴が見事に決まり、 技有りを先取し、そのまま逃げ切り、 佐々木選手が決勝へ駒を進めました。準決勝第二回試合。川島選手と松下選手の戦い。松下選手は、 現在は学校の関係もあって千葉綜武館に所属しているものの、以前は城北綜武館。ということで、 言い換えれば同門対決となった準決勝第二試合でした。 共に同じ道場で少年部から稽古していただけあって、お互いの手の内がわかった上での試合。序盤双方共に攻撃をするものの、 今ひとつ決まり手にかけるところがありましたが、一瞬の隙をついた松下選手の右胴が決まると、数十秒後には再度隙をついた右胴が決まり、 松下選手が、得意の右胴を二本決め、一本勝ちを納めて決勝へ。 決勝戦は、学生大会の決勝と同じ、佐々木選手と松下選手の間で競われました。学生大会の雪辱を果たしたい佐々木選手でしたが、 序盤は双方共に見事な攻防が繰り広げられ、混沌とした状態。 中盤松下選手の右胴が決まると、試合が一気に動き出しました。 最後は、松下選手の腕当(抱腕当て)が見事に決まり、技有り二本をとり、昨年に続き連覇を達成いたしました。三位決定戦では、川島選手が、 胴打ち・内刈の二本を極めて同門の国松選手を抑えて入賞いたしました。

捕技乱取試合:
捕技乱取 捕技乱取でも、例年になく綜合乱取同様30名の先取がエントリー。各道場のベテラン勢に学生がどこまで食い込んでくるかといった試合展開になりました。 綜合乱取同様混戦続きでしたが、 そこは経験の差がものを言ってか、各道場のベテランが順調に駒を進め、準決勝には、昨年二位の高瀬選手(本部綜武館)、 今年の学生大会優勝の高崎選手(城北綜武館)、昨年の全日本三位の池田選手(千葉綜武館)、 そして昨年の覇者 佐藤選手(坂戸綜武館)が進出いたしました。
準決勝第一試合。高瀬選手と高崎選手の試合では、受けから投げへの間髪を入れない素早い身のこなしを見せていた高瀬選手が順当に決勝戦へ駒を進め、 準決勝第二試合では、池田選手の僅かに技が乱れて、 それに対して、あわてることなく大きく、しっかりと技を繰り出した佐藤選手が決勝へ。
決勝戦は、昨年と同じ、高瀬選手と佐藤選手の間で行われました。高瀬選手が、これまでの試合通り、間髪を入れずタイミング良く技を繰り出すのに対して、 佐藤選手の方は決勝戦では些細なミスがでてしまい、 高瀬選手が昨年果たしえなかった優勝を手にいたしました。

自由形試合
徒手の部:

例年盛り上がりをみせている自由形試合。本大会では、総勢16組と大勢の選手達によって、そのパフォーマンスが繰り広げられました。 全体的に飛び抜けて高得点をとったチームもなければ極端に低い点数のチームもなしといった混戦模様。 この中で呼吸のあった演武を見せていたのが、村上(裕)・村上(紘)組(松戸綜武館)。決して派手さはないものの技の切れ・ 捌きなどの完成度が高く、出場組中最高点の81点にて優勝。二位にはやはり息のあった演武を見せてくれた 堀切(恵)・堀切(仁)組 (南總綜武館)が入賞。この上位二組、共に兄弟・姉妹ペア。実はこうしたパターン、今までにもあまり例がないかもしれません。 三位には荒井・井関組(北海道大学)が、敢闘賞には前林・岩崎組(品川綜武館) が入賞いたしました。

武器の部:
武器の部は、総勢13組がエントリー。うち1組が棄権となり、12組で競われました。こちらは武器を使うだけに、 ちょっとした躊躇いや戸惑いが演武自体に大きく影響。こちらでは、学生団体も踏ん張りを見せて、毎度見事な演武を見せてくれる、 菅原・高秀組(札幌学院大学)が見事ダントツの優勝。二位には池田・武田組(千葉綜武館)がベテランの意地を見せて入賞。 三位には、ポイントでは二位と同点だったものの、演武時間の差で西村・山下組(坂戸綜武館)が入賞いたしました。 また敢闘賞には、三浦・佐藤組(北海道大学)が入賞いたしました。

柔拳法組手乱取試合:
柔拳法・組手乱取 学生団体の参加はないものの、いつもながら激しい試合を展開している柔拳法。ルールにより上段への蹴りや中心線への攻撃は禁止されているものの、 試合という動きの中では、蹴りはともかくなかなか上段への突きによる攻撃では十分にコントロールしきれない事も.... 激しい攻防が繰り広げられた柔拳法でしたが、各道場の有力選手が勝ちすすみ、飯島選手(品川綜武館)、 塩塚選手(城北綜武館)、西村選手(坂戸綜武館)、そして川満選手(坂戸綜武館)の4名が準決勝に進出。
準決勝第一試合、比較的突き蹴りよりも組み付いて投げ抑える形に終始していた塩塚選手に対して、相手の間をはずして突きを極めてきた飯島選手の対決。 試合の方は、塩塚選手が一気に間合いを詰めて相手を倒し首抱締めを極めて決勝へ。 そして第二試合では、坂戸綜武館同士の同門対決。川満選手の突き・蹴りを、 交わしつつ、間合いを一気に詰めて投げを見せたり、あるいは遠間からの中段突きを見せたりと突き・投げにこだわらない、バランスのいい攻撃を見せていた西村選手が、 一瞬の隙をついて相手を首抱締めにて抑え込んで決勝に進出いたしました。
さて決勝戦を前に行われた三位決定戦。飯島選手と川満選手の間で競われましたが、相手の隙をついた見事な中段突き二本を決めて、飯島先取が三位入賞を果たしました。 そして残る決勝戦。塩塚選手と西村選手の戦い。 今大会どちらかというと突き・蹴りよりも組み付いて相手を抑え込むという戦法をとってきている塩塚選手。しきりに間合いを詰めては西村選手に組み付いて投げようとするものの、さすがに決勝戦では中々思うようにことが運ばない。 逆にこれを見切った西村選手が、相手の飛び込むタイミングを計りながら見事な中段突きを二本決めて、本大会優勝を手にいたしました。

少年部稽古風景:
決勝戦・三位決定戦を控えて、一段落したところで行われる、少年部の稽古風景。 今年も下は5歳ぐらいから、上は小学校の上級生までといった30名以上の子供達が、 普段の稽古の様子を披露してくれました。
基本の受身にはじまり、基本合気投げ、組手・打込乱取、捕技・綜合乱取と、 短い時間ですが元気いっぱいに、彼らの技を披露。稽古風景まで、先輩や先生方の試合を元気よく応援していた子供達も、 いざ自分の番となって、さらに気持ちもヒートアップ。 子供達の元気な声が体育館の中に響き渡っておりました。

 

≪ 大会結果 ≫

順位 氏名/団体 所属
合気道・綜合乱取
1位 松下 裕里 千葉綜武館
2位 佐々木 章悟 北星学園大学
3位 川島 大 城北綜武館
敢闘賞 国松 健也 城北綜武館
合気道・捕技乱取
1位 高瀬 洋之 本部綜武館
2位 佐藤 仁 坂戸綜武館
3位 高崎 徳行 城北綜武館
敢闘賞 池田 雅和 千葉綜武館
柔拳法・組手乱取
1位 西村 幸佳 坂戸綜武館
2位 塩塚 剛 城北綜武館
3位 飯島 正和 品川綜武館
敢闘賞 川満 雄樹 坂戸綜武館
順位 氏名/団体 所属
自由形試合徒手の部
1位 村上(裕)/村上(紘)組 松戸綜武館
2位 堀切(恵)/堀切(仁)組 南總綜武館
3位 荒井/井関組 北海道大学
敢闘賞 前林/岩崎組 品川綜武館
自由形試合武器の部
1位 菅原/高秀組 札幌学院大学
2位 池田/武田組 千葉綜武館
3位 西村/山下組 坂戸綜武館
敢闘賞 三浦/佐藤組 北海道大学

 

 

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少年部稽古風景
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