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こちらでは、各種大会段審査会の模様をご紹介。



navi 第53回全日本合気道選手権大会

12月04日(日)、東京・中央区の中央区立総合スポーツセンターにおきまして、 第53回全日本合気道選手権大会が開催されました。

前回に続いて、中央区立総合スポーツセンターでの全日本合気道選手権大会。80名を超える選手が参加。 綜合、捕技などの個人戦に限らず、自由形(徒手、武器の部)といった団体戦も例年以上に盛り上がりました。

 

 

<合気道綜合乱取>
21名の選手のエントリーで行われた綜合乱取試合。打ちや投げの応酬、そして激しい試合の流れも一瞬目を離すとガラッと入れ替わってしまうぐらいの激しい展開。 そんな試合の連続でした。
Aコートでは、庄司選手(北海道綜武館)と狩野選手(北星学園大学)が、Bコートからは、杉崎選手(北星学園大学)と菊池選手(坂戸綜武館)が準決勝へ。
準決勝第一試合では、北海道同士の試合。互いに手の内を知り尽くした相手なのか?静まり返った会場内には、選手と審判の人のすり足の音だけが聞こえるという静かな幕開け。 互いに相手を見て様子を伺ってどちらも攻め倦んでいるところで、庄司選手の打ちが決まり、試合はそのまま終了。庄司選手が決勝戦に。
また準決勝第二試合では、菊池選手の打ちがさえわたり、試合開始早々に左胴打ちを2本決めて決勝へ。
決勝戦を前に行われた、三位決定戦。北星学園大同士の戦い。狩野毛選手が投げを見せつつ、打ちで攻めてくるのに対して、対する杉崎選手は打ちが中心。 なかなか投げを警戒して打ちの間合いに入れず攻めあぐんでいたところに、投げの姿勢を見せつつ飛び込んできた狩野毛選手の左胴、右面が決まり、三位入賞を果たしました。
さて最後に行われた綜合乱取決勝戦。菊池選手は、面・胴のコンビネーションで、相手の注意を上に引こうとして攻めるものの、対する庄司選手の守りも固く、また打ちだけではなく 投げを見せて相手の懐に飛び込もうとするため攻めきれず、互いに激しい打ちの攻防が続いている中、技ありを先取したのは、菊池選手の左胴でした。
その後も激しい攻防が続く中、庄司選手の面をガードして、返し左胴を見事に決め、技あり2本で、菊池選手が優勝を果たしました。

合気道・綜合乱取 合気道・綜合乱取 合気道・綜合乱取

<合気道捕技乱取>:
24名のエントリーで開始された捕技乱取試合。こちらも、些細なミスが命取りになる接戦の連続でした。
Aコートからは、武田選手(本部綜武館)、笠川選手(本部綜武館)が、Bコートからは、田中選手(坂戸綜武館)と、中島選手(本部綜武館)が準決勝へとコマを進めました。
準決勝第一試合、本部道場同士の戦い。星野選手がこの試合を制して決勝へ。一方第二試合では、田中選手が力強く、素早い投げを見せて中島選手をおさえて決勝へコマを進めました。 決勝を控え行われた三位決定戦。こちらも本部同士の戦い。笠川選手も大きな技を織り交ぜた投げを見せていたましたが、入り身や転換の足体動作のミスがあったのに対し、 入り身などのミスもなく最後までスムースにこなせていた中島選手が、笠川選手を抑えて三位に入賞を果たしました。
さて次に行われた決勝戦。ベテランの武田選手に対して、力強く、取りから攻撃までのスムースで早い投げを終始見せていた田中選手。決勝戦でもその勢いは止まらず。 両選手とも入り身が十分できていないなど多少の減点の要素はあったものの、大きなミスもなく試合が終了。副審の判定も割れたものの、最終的に判定で、田中選手が優勝を果たしました。

合氣道・捕技乱取 合氣道・捕技乱取 合氣道・捕技乱取

<自由形試合・徒手の部>:
毎年場内が盛り上がりを見せる自由形試合。スピード、技ともに いきなり二組が見事な技を披露し、会場をどよめかせました。
その中で、優勝を果たしたのは田中/菊池組(坂戸綜武館)。二位には、小澤/向井組(北海道大学)と、インパクトの大きかった2組が高得点で他を頭一つ上回って入賞。 また三位には、白水/酒井組(富山大学)が入賞を果たしました。多少ミスをする組ありましたが、全体的に技のキレもよかった徒手の部でした。

<自由形試合・武器の部>:
武器の部も、徒手の部が11組いたのに対して、8組と少な目でした。ただし、各チームの得点は全体的に高く、本当にわずかなミスが勝敗を分けた形になりました。
武器としては、杖を使う組が多かったようです。さて、こうした試合展開の中、優勝を果たしたのは、後藤/鷲見組(北海道大学)。早く、力強い技の連携を見せて二位以下を引き離して優勝。 二位には、徒手に続き 富山大学が、宇佐美/田中組(富山大学)で入賞。三位は、神谷内/坂下(埼玉綜武館)が入賞を果たしました。

自由形・徒手の部 自由形・徒手の部 自由形・武器の部

<柔拳法組手乱取>
11名がエントリーした柔拳法組手乱取試合。どの試合も、初戦から、激しい、蹴り技、突き技の押収となりました。
A会場では、前大会を制した木村選手(松戸綜武館)と、そして鋭い蹴りを武器に奥選手(南總綜武館)が準決勝へ。B会場では、西村選手(坂戸綜武館)と宮崎選手(坂戸綜武館)が準決勝へ。
準決勝第一試合、蹴りだけではなく奥選手の横拳が当たるなどのトラブルもあり、一時は危ぶまれてましたが木村選手が、奥選手をおさええて決勝へ。また第二試合では、 同門・宮崎選手を抑えて西村選手が決勝へとコマを進めました。
決勝を前に行われた三位決定戦。互いにひかず技ありを一本ずつとって、試合は終了し、判定へ。最終的に蹴りを多用しよく攻めた奥選手が判定勝ちで三位に入賞しました。

さて決勝戦では、準決勝で負傷した木村選手と、西村選手の戦い。木村選手がジリジリと間合いを詰めると、それを回りながら交わす西村選手。両者とも攻め倦んでしばらくしたその瞬間。 木村選手の蹴りが交わされて、間合いが詰まったところで、西村選手の上段突きが見事に決まり技ありを先取。さらにその数分後もつれて倒れたところで、寝技に持ち込んだ西村選手が、 最後の渾身の力を振り絞って、木村選手が返そうとするのを何とか抑えて首抱え締めで技ありをとり、見事一本勝ち。西村選手が見事に優勝を果たしました。

自由形・武器の部 柔拳法組手 柔拳法組手

<少年部稽古風景>
さて、緊迫した試合のあいま。場内は少年部の稽古風景に。受け身、基本合気投げ、打ちなどの普段んの稽古を披露。
さらに綜合乱取の模範試合も披露してくれました。少年部ながら、素早い打ちに、すっと見事に相手の懐に飛び込んで投げの攻撃を見せる子供たちの試合には、 場内の学生の選手からもどよめきがわいていました。 最後まで元気いっぱいに普段の稽古風景を見せてくれました。

少年部稽古風景 少年部稽古風景 少年部稽古風景

 

今回は会場の都合によりインターネット回線が利用できなかったため、Ustreamによる中継はできませんでしたが、動画は撮影しておりましたので、 後日YouTubeにUpする予定です。動画については、後日ご案内いたしますが、YouTube の CyberSobukanチャンネルをご覧ください。

さて、本大会で当流派の本年の主なイベントが終了いたしました。

今年も一年間、各大会にご来場・ご声援頂き、誠にありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いいたします。

 

 

 

≪ 大会結果 ≫

順位 氏名/団体 所属
合気道・綜合乱取
1位 菊池 渉 坂戸綜武館
2位 庄司 虎次郎 北海道綜武館
3位 狩野毛 雅人 北星学園大学
敢闘賞 杉崎 伸明 北星学園大学
合気道・捕技乱取
1位 田中 潤之助 坂戸綜武館
2位 武田 久子 本部綜武館
3位 中島 華奈子 本部綜武館
敢闘賞 笠川 景子 本部綜武館
柔拳法・組手乱取
1位 西村 幸佳 坂戸綜武館
2位 木村 直 松戸綜武館
3位 奥 達也 南總綜武館
敢闘賞 宮崎 裕司 坂戸綜武館
順位 氏名/団体 所属
自由形試合徒手の部
1位 田中 潤之助/菊池 渉組 坂戸綜武館
2位 小澤 良輔/向井 聡太組 北海道大学
3位 白水 夏美/酒井 玲菜組 富山大学
敢闘賞 池田 菫/永瀬 桃奈組 松戸綜武館
自由形試合武器の部
1位 後藤 大輔/鷲見 優斗組 北海道大学
2位 宇佐美 友香/田中 見幸組 富山大学
3位 神谷内 裕/坂下 一則組 埼玉綜武館
敢闘賞 村上 紘輔/佐藤 晋一郎組 松戸綜武館

 

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おまけ

今回の大会のおまけショット

合気道・捕技乱取試合

自由形試合・徒手の部

少年部稽古風景

<お知らせ>

本大会をもちまして、2016年(平成28年)の日本綜武道連合会統一行事はすべて終了となります。 本年の大会結果については、過去の大会結果にてご確認いただけますので、 是非ともご覧ください。

来年も、よろしくお願いいたします。

[サイバー綜武館]

 

 

【大会概要】

主催:
日本合気道連盟
後援:
日本綜武道連合会
協賛:
日本綜武道国際連盟
協力:
日本居合道協会・日本杖道会・日本柔拳法会・日本手裏剣術会・ 日本手木術会・日本綜武剣道会

【本大会出場団体】

(順不同、敬称略)

  • 北海道綜武館
  • 千葉綜武館
  • 南總綜武館
  • 松戸綜武館
  • 日本綜武館
  • 埼玉綜武館
  • 坂戸綜武館
  • 川越綜武館
  • 上富綜武館
  • 玉川綜武館
  • 立教大学
  • 日本大学理工
  • 東京電機大学
  • 北海道大学
  • 北星学園大学
  • 富山大学
  •  

           
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