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こちらでは、各種大会段審査会の模様をご紹介。


 

navi 第36回全国学生合気道選手権大会

7月3日(日)、新座市にある立教大学の体育館におきまして、 第36回学生合気道選手権大会が開催されました。
今回の大会、3/11の震災の影響で会場の確保が難しいため急遽準備された会場で、 例年であれば学生の新人戦が開催されている場所。 国立競技場霞ヶ丘体育館に変わって会場となったものですが、 北海道、富山と例年通り各地から参加した大勢の大学生たちが、 普段の稽古の成果を競うべく、集い、そして終始熱い試合を展開しておりました。

会場には80名に迫る選手が参加、13時に開会式が始まり、開会の辞や祝辞などひ ととおりのセレモニーのち、13時半過ぎ、熱戦の火ぶたが切って落とされました。

合氣道・綜合乱取試合 合氣道・綜合乱取試合 合氣道・捕技乱取試合

団体戦:11団体によって競われ、白熱した試合が続いた団体戦。 先鋒に始まり、次鋒、中堅、副将、大将の5試合で決着がつかず代表戦にもつれ込む試合ちらほら。

どの試合も僅差で勝敗が分かれる試合が多く、加えてどの団体も勝ち上がるにつれて動きもよく、 終始僅差の試合の連続でした。
そんな中で勝ち上がってきたのは、Aブロックでは、北海道大学と立教大学。Bブロックからは北星学園大学と千葉学生会でした。
さらに、それぞれの準決勝を勝ち上がったのは、立教大学と千葉学生会でした。決勝戦となったこの2団体の試合。 副将戦が終わった段階では、1対2・1引分で千葉学生会が大手をかけていたものの、大将戦で見事に宮崎選手(立教)が、 村上選手(千葉学)を破って、2対2とイーブンに持ち込み、代表戦にもつれ込みました。
立教からは宮崎選手が再び登場、そして千葉学生会からは、中堅を務めた高橋選手が出場。両者によって、 競われましたが、大将戦に続き好調を維持した宮崎選手が、高橋選手を抑えて、立教大学が見事に優勝を果たしました。

三位決定戦は、北海道大学と、北星学園大学の間で競われましたが、こちらは北大が北星学園を4対1で抑えて、3位入賞を果たしました。

合氣道・捕技乱取試合 合気道・自由形試合 合気道・自由形試合

個人戦・綜合乱取:22名のエントリーで始まった綜合乱取個人戦。 全体的に間合いの取り方が上手にできていないためか浅い打ち、挿し打ちも散見されました。 ただし、打ちばかりではなく、投げや、抑えといった様々な攻撃パターンも見られ、 激しい接戦が繰り広げられました。

さて試合の方ですが、準決勝に勝ち上がってきたのは、Aブロックでは2回戦から登場して、 打ちを武器に勝ち上がってきた村上選手(千葉学)と相手を崩して倒れ込んだところを旨く首抱え締めで抑え込んで技ありをとってきた真田選手(札幌学院大)。 そしてBブロックからは、打ちに、投げにバランスいい攻撃を見せて勝ち上がってきた市川選手(立教大) と打ちを武器に勝ち上がってきた山本選手(北海道大)の四名でした。

準決勝第一試合は、村上選手の左胴が2本、炸裂。決勝へ。そして第二試合では、互いに左胴で技ありをとる接戦の中、 最後は、山本選手の正面打ちが決まって、山本選手が決勝へコマを進めました。
決勝戦。互いに打ちを得意とする二人の試合は、両者技ありを一つずつとって、判定にもつれ込みましたが、 積極的に攻めていた山本選手がわずかに、村上選手を抑え優勝を果たしました。三位決定戦では、市川選手が真田選手を抑えて入賞いたしました。

個人戦・捕技乱取:さてこちらも、22名のエントリーで始まった捕技乱取試合。どの試合も大差がつくほどの力の差はなく、 ただし一方では、間違えているところは同じようなところで間違えていることもあり課題もちらほら。
試合の方は僅差の接戦続きでしたが、この僅差の接戦を、乗り越えて準決勝に勝ち上がってきたのは、 加藤選手(立教大)、仲野選手(埼玉連学)、伊藤選手(埼玉連学)、兼田選手(日大理工)の四名でした。
準決勝第一試合。2回戦・3回戦と技のさえを見せていた加藤選手でしたが、準決勝では、仲野選手に及ばず。第一試合は仲野選手が決勝へコマを進めました。 そして第二試合。第1回戦から順調に飛ばしてきていた兼田選手でしたがやはり伊藤選手の前では実力も発揮しきれず僅差で伊藤選手が決勝にコマを進め、 埼玉連合学生会同士の決勝となりました。

決勝戦もやはり互いの手の内を知るもの同士の試合のせいか僅差。但しそこは、わずかながら経験の差なのか?伊藤選手に軍配が上がりました。 三位決定戦では、兼田選手が加藤選手を破って入賞いたしました。

合氣道・団体戦 合氣道・団体戦 合氣道・団体戦

自由形徒手:派手なパフォーマンス、そして会場内をあっと言わせるような大技が飛び出したりもする自由型。
終わってみると、入賞団体は全て80点以上のポイントを取っており、ちょっとハイレベルな戦いに。 しかしながら、例年通り見事な技の連携を見せてくれる北海道・富山勢の躍進が目をひいた自由形でした。 優勝したのは、第9組で登場した、小林・奥川組(富山大学)。終始流れるような演武、技の連携、 そして大技を組み入れてのパフォーマンスと一歩ぬきんでた感じでした。二位に入ったのは、篠原・大島組(北海道大学)。 優勝した富山大学同様、女性同士の組でしたが、その技の連携のうまさを見せて、富山とはちょっと離れたものの、二位入賞。 そして、三位には今回活躍している近藤・松木組(立教大)が入賞。派手な技はないものの技の連携を上手に取り入れた形を披露。 最後に敢闘賞に入賞したのは、鈴木・丸山組(札幌学院大)でした。
今回全体的には、大技は少なかったものの、全体的にバランスよく、そして技の連携を中心にすえたような、 まとまった形が多かったような感じでした。

終わってみるとホストとなった、立教大学が随所で活躍を見せ、個人戦では関東の学生団体がその力を発揮した感のある今大会。 それ以外の団体、選手も惜しくも活躍の場に恵まれませんでしたが、関東の大学勢など、 どの団体も隙あらばの勢いのある団体でもあり、毎年のようにどんでん返しもあって、いつ新たなヒーロー/ヒロインが登場するか? 気の抜けない楽しみな大会でもあります。来年も学生皆さんの活躍に期待したいところです。

 

≪ 大会結果 ≫

順位 氏名/団体 所属
団体戦
1位 立教大学
2位 千葉学生会
3位 北海道大学
敢闘 北星学園大学
個人戦
綜合乱取
1位 山本 逸生 北海道大学
2位 村上 紘輔 千葉学生会
3位 市川 孝文 立教大学
敢闘 真田 拓実 札幌学院大学
順位 氏名/団体 所属
捕技乱取
1位 伊藤 真一 埼玉連合学生会
2位 仲野 雅人 埼玉連合学生会
3位 兼田 一輝 日大理工
敢闘 加藤 明子 立教大学
自由形試合
1位 小川真希/奥川慶子 富山大学
2位 篠原亮子/大島香織 北海道大学
3位 近藤裕子/松木宏祐 立教大学
敢闘 鈴木亮太/丸山青空 札幌学院大学

 

 

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学生さんたちにとっては大会も終わって一段落ですが、毎年11月に初段以下の学生の皆さ んが中心になる第30回日本学生合気道新人戦 が行われています。この大会も今年で30回目。文字通り新人の学生さんが中心になり、 また来年の学生大会に向けての登竜門ともなる大会です。こちらも見逃せない大会です。 ご期待ください。詳細については、別途お知らせいたします。

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