12時20分に開会式が始まり、開会の辞や祝辞などひととおりのセレモニーのち、13時前には早々試合へ突入。
A/Bの2会場同時進行にて行われた試合の方は、道場対抗となる団体戦からスタート。
幼少年打込乱取:元気いい子供たちの打ち合いが繰り広げられました。とりあえず手数を多く出す子もいれば、
とにかく元気一杯で、その元気さとは裏腹に手数がさほど出ない子もいる。
さらには、小さいながらも相手をよく見て相手の隙を突いて一発を狙う子もいるといった三者三様。
こうした中で勝ち上がってきたのが、河口(尚)くん(上富綜武館)と河口(顕)くん(上富綜武館)。
共に元気良い打ち見せる接戦。そして結果その接戦を制したのが、河口(顕)くんでした。準優勝には、河口(尚)くんが、
三位には、宇津木くん(坂戸綜武館)、笠原くん(城北綜武館)が入賞いたしました。
幼少年組手乱取:本大会で、例年エントリー数が一番多いこの部門。今年も大勢の子供達がエントリーし、
接戦を繰り広げました。この部門はご両親・ご父兄の皆さんの応援もいっそう熱のはいる部門。
その中で子供達は普段の稽古の成果を遺憾なく発揮。この中で勝ち上がってきたのが、鈴木さん(坂戸綜武館)と中島さん(坂戸綜武館)
の二人。共に同じ道場とあって、仲良しですがこのときばかりは別。
さて試合の方ですが、試合運びや受け身などそつなくこなした鈴木さんが中島さんを抑えて見事優勝を果たしました。中島さん準優勝、
三位には、浅野さん(坂戸綜武館)と窪木くん(松戸綜武館)が入賞いたしました。
小学生綜合乱取:小学生ぐらいでも綜合乱取の試合は、打ち・投げを見事に使い分けて、
激し試合も見られます。今回の試合でも、やはり打ち・投げなどの得意技を持つものが順当に勝ち上がっていたようです。
決勝戦は、小林くん(埼玉綜武館)と宮本くん(玉川綜武館)の間で競われました。接戦になりましたがこの接戦を制して、
見事に優勝を果たしたのは、宮本くん。準優勝に小林くん。三位には、小林くん(城北綜武館)と谷本くん(上富綜武館)
が入賞を果たしました。
小学生捕技乱取:エントリが一番少なかった小学生の捕技乱取。
とは言え、男女を問わず接戦の連続でした。この接戦を勝ち抜いて決勝戦に駒を進めたのは、増嶋くん(川越綜武館)と坂下さん(坂戸綜武館)の両名。
決勝でも共に譲らず。但し終始落ち着いてしっかりした技をかけていた増嶋くんがわずかながら上回り接戦を制して優勝いたしました。
準優勝は、坂下さん。三位には、宮本くん(玉川綜武館)と平田くん(城北綜武館)が入賞いたしました。
中学生綜合乱取:さて、このレベルになると、学生大会も顔負けの技を見せる子もでてくるなど、
激しい試合が繰り広げられる綜合乱取。打技だけ、投技だけといった偏った攻撃ばかりではさすがに勝ち残るのは難しいところ。
二回戦、準決勝、そして決勝へと駒を進める子達は、小学生の頃からやっているある意味では強者揃い。
決勝戦は、昨年も優勝し連覇をねらう菊池くん(坂戸綜武館)と田中くん(坂戸綜武館)との争い。
激しい、打ち・投げによる攻防の連続でしたが、菊池くんが田中くんを制して、昨年に続き優勝。田中くんが準優勝となりました。
三位には、君島くん(坂戸綜武館)と福島くん(坂戸綜武館)が入賞いたしました。
中学生捕技乱取:こちらも、昨年ほどではないものの試合内容はレベルの高いものが多かったようです。
その中で順当に勝ち上がってきたのは、やはり経験豊富な面々。決勝には、昨年同部門三位入賞を果たした田中くん(坂戸綜武館)
と部田くん(坂戸綜武館)の両名が進出。ただし決勝戦でも田中くんの勢いは止まらず、こちらでもテンポよく技を繰り出し、
昨年果たし得なかった優勝を手中に収めました。準優勝には部田くん、第三位には、君島くん(坂戸綜武館)と山田さん(城北綜武館)
が入賞いたしました。