第32回少年合気道優勝大会
開催日:5月14日(日)
場所:国立競技場・霞ヶ丘体育館

5月14日(日)、東京・渋谷区の国立競技場霞ヶ丘体育館におきまして、第32回少年合気道優勝大会が開催されました。
お天気は今ひとつはっきりとしない曇り空でしたが、会場内に響く子供たちの声と、ご父兄の皆さん方の声援で会場内は終始、
熱気がこもっておりました。
12時半に開会式が始まり、開会の辞や祝辞などひととおりのセレモニーのち、13時前には早々試合へ突入。昨年同様、2会場にて同時進行にて行われた試合の方は、
小中学生の綜合・捕技乱取と幼少年部を中心とする打込・組手乱取とに分かれてスタートしました。
幼少年打込乱取:選手として出場したすべての選手が元気一杯の試合をみせていましたが、
1回戦からただ闇雲に打つだけではなく、きちんと相手を見て、的確な打ちをみせていた田中くん(坂戸綜武館)が見事優勝いたしました。
幼少年組手乱取:2回戦から登場した君島くん(坂戸綜武館)は、準決勝・決勝とも同じ道場の対決。
決勝戦となった徳竹さん(坂戸綜武館)の試合では、落ち着いてた試合運びで優勝を果たしました。
小学生綜合乱取:昨年の打込乱取(幼少年の部)の勢いそのまま。元気にパワーアップした福島くん(坂戸綜武館)が2回戦から登場、
準決勝での桑原くん(松戸綜武館)、決勝戦での田原くん(埼玉綜武館)を寄せつけずに優勝を果たしました。
小学生捕技乱取:珍しく男の子同士の対決となった決勝戦。尻上がりに調子が良くなってきた中くん(松戸綜武館)でしたが、
2回戦から登場して、順当に勝ち進んできた、伊藤くん(坂戸綜武館)との戦いでは惜しくも僅差で敗退。
伊藤くんが優勝を果たしました。
中学生綜合乱取:昨年3位に終わった佐々木くん(本部道場)は、準決勝で吉場くん(坂戸綜武館)から技有りを奪い決勝戦へ。
一方初戦からパワーあふれる試合をみせていた松本くん(上富綜武館)も順当に勝ち進み、準決勝では松下くん(城北綜武館)から技有りを奪い決勝戦へ。
決勝戦では互いに譲らず、打ちと投げをみせていましたが、制限時間いっぱいになり判定へ。終始積極的な攻めの姿勢を見せていた松本くんが判定により優勝いたしました。
中学生捕技乱取:中学生の部の捕技乱取では、準決勝戦に残ったのが、小林さん(埼玉綜武館)、佐藤さん(坂戸綜武館)、鈴木くん(坂戸綜武館)、
そして簾田さん(南総綜武館)と、こちらは女性陣の頑張りが目立ちました。ここからさらに決勝に勝ち進んだのは、佐藤さんと簾田さん。この二人による決勝戦では、
決勝戦では、両者とも落ち着いた試合を見せていたものの、簾田さんのわずかなミスの影響もあって、安定した試合を見せる佐藤さんが優勝を果たしました。

≪ 大会結果 ≫