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こちらでは、各種大会段審査会の模様をご紹介。


 

navi 第43回全日本居合道選手権大会

09月08日(日)、東京・江東区、東京スポーツ文化館 BumB におきまして、第43回全日本居合道選手権大会が開催されました。

台風が接近していて、お天気が気になる日ではありましたが、大会中お天気には恵まれ、総勢50余名の選手が参加、居合道抜刀試合、自由形試合、規定形試合、 杖道捕杖乱取試合、そして今回から柔拳法組手乱取試合も加わったの五部門において競われました。

 

14時に開会式が始まり、開会の辞や祝辞などを経て、14時半、ひととおりのセレモニーのち、早々に試合へ突入。熱戦の火ぶたが切って落とされました。 今回から、1-2回戦までは、柔拳法も加わったことで、A会場(柔道場)で、杖道および柔拳法が、そしてB会場(剣道場)では、居合道組抜刀試合が並行して行われました。

抜刀試合:16名の選手がエントリーした抜刀試合。ベテラン勢、そして若い新しい力も加わり、熾烈な試合が展開されました。
そうした中、Aブロックからは、武田(康)選手(千葉)と、星野選手(千葉)が、Bブロックからは、中川選手(坂戸)と村上選手(松戸)が勝ち上がって準決勝へ進出を果たしました。 そして準決勝一回戦では、星野選手が一刀目の切り付けの速さを生かして、3対1 で武田選手を破り決勝に進出。準決勝ニ回線では、速さではほぼ互角の中川選手と村上選手でしたが、 指定先行型試合でのミスでリズムが狂い結果を見れば4対0で村上選手が決勝へ進出することとなりました。
決勝戦を控えておこなわれた三位決定戦。武田選手と中川選手の試合は、序盤、双方ともに素早い切り付けによる接戦でしたが、後半は、双方ともに相打ちが多く、前半一歩リードした武田選手がそのまま逃げ切り、 3対2 で三位入賞を果たしました。 決勝戦、星野選手と村上選手の試合は、両者ともに一刀目の切り付けの速さは申し分なかったものの、村上選手が納刀ミスを連発。やはりこれが大きく響いて、3対1 で星野選手が優勝果たしました。 三位には神谷内選手が武田選手を抑えて入賞いたしました。

組抜刀試合 組抜刀試合 自由形試合

自由形試合:6組が参加して行われた自由形試合。2人一組で、工夫を凝らしたたち捌き、迫力、優美さが競われるこの形試合。
22秒から25秒の時間に収めるという制限もあるこの形試合。刀もよく振れていたので接戦でした。そんな中でわずかにリードした石井選手・滝口選手組(本部)が優勝を、 迫力ある演武を見せた菊池選手・中川選手組(坂戸)がわずかに届かず二位に、そして稲見選手・永瀬選手組(松戸)が三位に入賞を果たしました。 創部まもない、池袋総部会の瀬戸選手・山田選手組(池袋)が見事に敢闘賞入賞を果たしました。

規定形試合:こちらは、全部で7組が参加。
今回の規定形、当然三人の動作が揃っていることは言うまでもありませんが、揃えようとするあまり、刀が振れず置きに行くような形になるケースも多々見られました。 技一つ一つも当然ながら、その力強さや実践性が求められ、さらに三人の動きがきちんとそろっている必要もあるため、練習量がものをいう試合でもあります。
演武の結果を見るとまさにこの3つの要素がそろったチームが、頭一つ抜き出る形になったようでした。
迫力のある、揃った演武を披露した 菊池選手、中川選手、東郷選手組(坂戸)が一つ抜け出た形で優勝を、二位争いは僅差でしたが、神谷内選手、麻美選手、善波選手組(坂戸)が、 三位には、三浦選手、村上選手、志賀選手組(松戸)が入賞を果たしました。敢闘賞には、中村選手、石井選手、滝口選手組(本部)が入賞いたしました。

自由形試合 規定形試合 規定形試合

 

捕杖乱取試合:14名のエントリーで始まったもう一つの個人戦でもある捕杖乱取。ベテランに交じって若い力も伸びてきており、 1-2回戦から接戦の様相を呈していました。捕られてから如何にスムースに技に入れるか、技がしっかりかかっているか、さらには相手の攻撃に対してしっかり入身が取れているか? など合気道でいう捕技乱取と同じような要素を含むこの試合。どの試合も僅差でしたが、Aブロックからは、菊池選手(坂戸)、志賀選手(松戸)が、 Bブロックからは、小沼選手(上富)と、武田選手(千葉)が準決勝にコマを進めました。
準決勝第一試合。菊池選手と志賀選手の試合では、捕られてから投げへのスムースな捌きを見せて、志賀選手を下して決勝へ。準決勝第二試合では、基本に忠実な、きっちりした技を見せる小沼選手でしたが、 武田選手の前では及ばず。武田選手が決勝に進出しました。
決勝戦を控えて行われた三位決定戦。小沼選手が善戦するものの、経験に勝る志賀選手に及ばず。志賀選手が三位入賞を果たしました。 さて決勝戦。菊池選手と武田選手の試合では、菊池選手の捌きは試合が進めば進むほどよりスムースに、そしてその技もしっかりかかっており、武田選手を抑えて優勝を果たしました。

捕杖乱取試合 捕杖乱取試合 捕杖乱取試合

柔拳法組手乱取試合:今回の大会から、居合道大会にて行われることになった柔拳法組手乱取試合。8名がエントリーし、激しい突き、蹴りの攻防が繰り広げられました。
欠場などによりAブロックからは鈴木選手(坂戸)、武田選手(千葉)が、Bブロックからは、松下選手(千葉)、塩塚選手(本部)が準決勝へ。連覇を目指す松下選手の迫力は初戦から全開でした。
さて準決勝第一試合は、鈴木選手と武田選手でしたが、武田選手がともに大きなミスはなくきわどい判定になりましたが菊池選手が村上選手を抑えて決勝へ。そして第二試合はベテラン同士。武田選手と佐藤選手。 素早い動きの佐藤選手に対して、途中戸惑いを見せながら1つ1つの技を丁寧にかけていく武田選手でしたが、こちらも副審の判定は赤白分かれる僅差。 この僅差を抑えて制したのが武田選手でした。
三位決定戦。鈴木選手と塩塚選手の試合。鈴木選手が中段を狙って懐に飛び込んでくるタイミングで、塩塚選手の繰り出した上段が決まり先行。ただしその後は、間合いを取りながら、一気に間を詰めて中段を狙ってくる 鈴木選手の中段が二本決まり逆転で三位入賞を果たしました。そして最後になった決勝戦。これはあれ?という結末であっさりと幕を閉じる結果となりました。
武田選手と松下選手による決勝戦でしたが、序盤はともに間合いを取りながら突き・蹴りを繰り出しつつも決め手がない状態でした。武田選手は突きで、松下選手は蹴りを主体に攻撃。 中盤に入って、武田選手が横に回り込もうとしたタイミングで、松下選手の下段払い蹴りが決まり、武田選手が転倒。この下段払い蹴りにより松下選手が一本勝ち。見事連覇を果たしました。

柔拳法組手乱取試合 柔拳法組手乱取試合 柔拳法組手乱取試合

 

 

≪ 大会結果 ≫

順位 氏名/団体 所属
個人戦
抜刀試合  
1位 星野 久子 (千葉綜武館)
2位 村上 紘輔 (松戸綜武館)
3位 武田 康 (千葉綜武館)
敢闘賞 中川 龍之介 (坂戸綜武館)
捕杖乱取試合  
1位 菊池 渉 (坂戸綜武館)
2位 武田 康 (千葉綜武館)
3位 志賀 英祐 (松戸綜武館)
敢闘賞 小沼 正雄 (上富綜武館)
柔拳法組手乱取試合  
1位 松下 裕里 (千葉綜武館)
2位 武田 康 (千葉綜武館)
3位 鈴木 博明 (坂戸綜武館)
敢闘賞 塩塚 剛 (本部綜武館)
順位 氏名/団体 所属
団体戦
自由形試合  
1位 石井 恵子/滝口 祐恵 組 (本部綜武館)
2位 菊池 渉/中川 龍之介 組 (坂戸綜武館)
3位 稲見 真也/永瀬 桃奈 組 (松戸綜武館)
敢闘賞 瀬戸 智宏/山田 茉由 組 (池袋綜武会)
規定形試合  
1位 菊池/中川/東郷 組 (坂戸綜武館)
2位 神谷内/善波/麻見 組 (坂戸綜武館)
3位 三浦/村上/志賀 組 (松戸綜武館)
敢闘賞 中村/石井/滝口 組 (本部綜武館)

 

** 今回の大会も、会場の規定により真剣の持ち込みが不可だったため、抜刀斬試合は行われませんでした。

 

 

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