13時半に開会式が始まり、選手宣誓、ルール説明などの後、早々に試合へ突入。
A・B、2つのコートにわかれて、組手乱取・打込乱取からスタートしました。
組手乱取試合:
13名のエントリーで始まった組手乱取。1・2回戦では、やはり試合経験の少なさもあって、その緊張感がひしひしと伝わってくる試合も結構見られましたが、
長窪選手(日大理工)、渡辺選手(東京電大)、秋元選手(日大理工)、そして下村選手(日大理工)達による準決勝は落ち着いたもので、入り身、足捌き、
受け間違えなどと行った僅差により試合が決することも多かった様です。
決勝戦も同様で、渡辺選手と秋元選手による試合は、秋元選手がわずかに上回り、優勝を。秋元選手が2位に、3位には下村選手、敢闘賞には長窪選手が入賞いたしました。
打込乱取試合:
打込乱取は、14名のエントリーでスタート。やはり試合経験の少なさからか、あるいは打ちのみ(投げられることがない)といことによるものなのか?
すべての試合で間合いの近さが気になりました。比較的反則は少なかったものの、それでも上段に構えた腕が落ち始める横打ちになったりする傾向は強かったようです。
試合の方は、下村選手(日大理工)、室伏選手(日大理工)、渡辺選手(日大理工)が準決勝に。
決勝戦では、動きのいい下村選手と、渡辺選手によるやはり同門対決でしたが、下村選手が渡辺選手を抑えて優勝。2位に渡辺選手、3位には室伏選手、
そして敢闘賞には小宮選手(東京電大)が入賞を果たしました。
捕技乱取試合:
少なめの、9名のエントリーで始まった捕技乱取試合。組手乱取と異なり、選手によっては、今年に入ってから昇段試験を受験されるなど、
試合経験のある選手もいるので、比較的落ち着いた展開で競われました。
ただし、あくまでも試合。入り身や足捌きといった体捌き、捕りから技に入るまでの流れ、そして技の質といったところで勝敗が分かれました。
叶多選手(日大理工)、小池選手(日大理工)、石津選手(日大理工)、野澤選手(日大理工)と準決勝に進んだのはすべて日大理工の選手でした。
同門対決ながら、決勝戦に残ったのは、叶多選手と石津選手。相手の攻撃にたいしてタイミング良く体を捌いて技にはいる叶多選手が、
わずかに石津選手を上回り、優勝を。2位に石津選手。3位は小池選手。そして敢闘賞には野澤選手が入賞いたしました
綜合乱取試合:
終始激しい声援の中、繰り広げられた綜合乱取試合。やはり一番盛り上がりを見せる試合でもあります。11名のエントリーで始まった綜合乱取試合。
もちろん有段者もいるし、またまだ初段に至らない人もいる中で、激しいバトルが繰り広げられました。
今回、出場選手の少ない立教からの吉本選手(立教)の他、野中選手(東京電大)、浅山選手(日大理工)、渡部選手(日大理工)の4名が準決勝に進出。
第一試合では野中選手が果敢に攻めきって決勝に進出。そして、日大理工どおしの対決になった第二試合では、渡部選手が浅山選手を抑えて、決勝へ。
決勝戦では、野中選手が渡部選手を抑えて見事に優勝を。2位には渡部選手が、3位決定戦は最後までよくせめた浅山選手が入賞。敢闘賞は、吉本選手となりました。

前回の居合道大会に続いて、今回も本大会は、Ustream によって Live 配信されました。今回は特に記録はとりませんでしたので、
現在ご覧頂けるものはございませんが、今後こうした試合においては随時生配信は行う予定ですので、ご興味のある方はご覧頂ければ幸いです。

≪ 大会結果 ≫
順位 |
氏名 |
所属 |
打込乱取試合 |
|
1位 |
秋元 郁哉 |
(日大理工) |
2位 |
渡辺 北斗 |
(東京電大) |
3位 |
下村 大輔 |
(日大理工) |
敢闘賞 |
長窪 祥也 |
(日大理工) |
組手乱取試合 |
|
1位 |
下村 大輔 |
(日大理工) |
2位 |
渡辺 北斗 |
(東京電大) |
3位 |
室伏 美菜子 |
(日大理工) |
敢闘賞 |
小宮 広夢 |
(東京電大) |
|
順位 |
氏名 |
所属 |
綜合乱取試合 |
|
1位 |
野中 直樹 |
(東京電大) |
2位 |
渡部 浩平 |
(日大理工) |
3位 |
浅山 滉太 |
(日大理工) |
敢闘賞 |
吉本 陸久 |
(立教大) |
捕技乱取試合 |
|
1位 |
石津 百啓 |
(日大理工) |
2位 |
叶多 曜三 |
(日大理工) |
3位 |
小池 澪夏 |
(日大理工) |
敢闘賞 |
野澤 真希子 |
(日大理工) |
|

≪--戻る--≫