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こちらでは、各種大会段審査会の模様をご紹介。



navi 第57回全日本合気道選手権大会

12月04日(日)、東京・中央区の中央区立総合スポーツセンターにおきまして、 第57回全日本合気道選手権大会が開催されました。

令和最初の全日本合気道選手権大会が開催されたのち、令和2年、3年とコロナ禍により大会の開催ができず、2年ぶりの大会。 多少落ちき始めたとはいえ、まだまだコロナの影響もあるそんな時期での大会であるには変わらず。 マスクの着用、手指消毒などコロナ感染症対策を行ったうえでの大会となりました。 久々の大会ではありましたが、関東だけではなく、北大、富山大からの出場者もあり、盛会となりました。

綜合、捕技などの個人戦に限らず、自由形(徒手、武器の部)といった団体戦も盛り上がり、綜合乱取、捕技乱取のいずれも、 最後の最後まで息の詰まる試合の連続でした。

 

 

<合気道・綜合乱取>
久々の大会ではありましたが、まだまだ例年通りとはいかず、少な目の12名の選手のエントリーで行われた綜合乱取試合。一回戦から、白熱した打ちと投げの戦いが繰り広げられました。
Aコート、Bコートに分かれて行われましたが、Aコートでは、菊池選手(坂戸)と、瀬戸選手(池袋)が準決勝戦にコマを進め、 Bコートからは、片山選手(池袋)と 松下選手(千葉)が決勝に進出。
準決勝第一試合は、瀬戸選手と菊池選手の試合では、試合が始まって早々、瀬戸選手の右胴打ちが決まり先行。その後、菊池選手が打ちだけではなく、 逆抱え、後ろ払い巻き込みなど投げ技を見せて攻めに転じ、腕当てで技ありを取り、判定に。後半打ちだけではなく、投げ技で果敢に攻めた菊池選手が判定勝ちになり決勝へ進出いたしました。
準決勝第二試合は、片山選手と松下選手の戦い。互いに打ちを得意とする選手同士。片山選手が、先行して左胴打ちで技ありをとると、同時に松下選手も返し胴打ちで技ありを取り1対1に。一瞬も気の抜けない 激しい打ち合いは続きました。後半松下選手は相手の打ちを抱え込んでの投げに入る姿勢を見せつつ攻め込んで、最後は松下選手の右胴打ちが決まり、松下選手が決勝へ進出。
決勝戦は、打ちだけではなく、投げも得意とする菊池選手と松下選手の戦いに。松下選手が先行して右胴打ちで技ありを取ると、すかさず菊池選手も右胴打ちで技ありを取り返すという息をのむ接戦に。 その後両者とも打ち・投げを見せるものの、相打ちにはなるものの技ありを取るには至らずタイムアウト。そして判定に。この接戦は、わずかながらその攻撃が上回った菊池選手が松下選手を下して優勝を果たしました。
決勝戦を前に行われた3位決定戦では、瀬戸選手が片山選手を制して3位入賞を果たしました。

合気道・綜合乱取 合気道・綜合乱取 合気道・綜合乱取

<合気道・捕技乱取>:
19名のエントリーで開始された捕技乱取試合。形試合だけに些細なミスが命取りになる接戦の連続。入身遅れ、 受けからの技に入るまでのスムースさといった細かいところで勝敗が分かれていました。
Aコートからは、鈴木選手(川越)、佐藤選手(池袋)が、Bコートからは、川崎選手(立教)と、加藤選手(誠塾)が準決勝へとコマを進めました。
準決勝第一試合では、久しぶりの大会ながら切れのいい技を見せた佐藤選手が鈴木選手を押させて決勝へ、第二試合では、加藤選手が川崎選手を抑えて決勝へと進出。
決勝戦では、尻上がりに落ち着いて切れのいい技を見せてきた加藤選手が、佐藤選手を抑えて優勝を果たしました。
決勝戦を控えて行われた3位決定戦は立教大のOGと現役の対決。こちらは、現役の川崎選手(立教)が、瀬戸選手(池袋)を抑えて、見事3位入賞を果たしました。

合氣道・捕技乱取 合氣道・捕技乱取 合氣道・捕技乱取

<柔拳法・組手乱取>:
7名と少ないものの、合気道の綜合乱取とは違った激しい戦いが繰り広げられる柔拳法・組手乱取試合。 合気道の綜合乱取にもエントリーしている選手も多く、また激しい試合も多かった組手乱取りでした。
下段の払い蹴りを効果的に使って技ありを取ってきた小黒選手(池袋)と中村選手(池袋)、そして瀬戸選手(池袋)と、 松下選手(千葉)が、準決勝に進出。

準決勝第一試合、小黒選手、中村選手ともに互いに蹴りを見せて間合いを取るスタイルの戦い方のため、 なかなか相手の懐に入って突きを決めるとはいかず、決まり手がなく判定に。判定の結果、終始攻めの姿勢を見せ手数の多かった小黒選手が決勝に。
準決勝第二試合では、瀬戸選手が攻めるものの、タイミングよく松下選手の下段の払い蹴りが決まり、瀬戸選手が尻もちをついたため一本勝ちとなりました。

そして決勝戦。決勝戦では、松下選手の当て蹴りが炸裂。最初の当て蹴りは上段に入ってしまったため、注意となりましたが2本目の当て蹴りが中段に決まって、 小黒選手は転倒。見事松下選手が一本勝ちを取り、優勝を果たしました。
決勝戦を前に行われた三位決定戦は、瀬戸選手が、中村選手の懐に入って中段突きを2本決めて、入賞を果たしました。  

柔拳法・組手乱取 柔拳法・組手乱取 自由形・徒手の部

<自由形試合・徒手の部>:
8組がエントリーした徒手部。久々に見る自由形もレベルの高い内容となっていました。
どの組も技の連携や流れはよく、技の切れ、正確さで頭一つ抜きんでた菊池・小沼組(坂戸綜武館B)が見事優勝を果たしました。ニ位には塙・猪俣組(立教大B)が、 三位には、山下・山本組(富山大)、敢闘賞には、五十嵐・藤島組(立教大A)がそれぞれ入賞を果たしました。

<自由形試合・武器の部>:
こちらは出場者が3組と非常にさみしかったものの、エントリーされた選手の頑張りは非常によく伝わってきた内容となっていました。
見事優勝を果たしたのは、小黒・中村組(池袋)。短刀を利用した演武を披露し、技の連携もよく形試合の接戦を制しました。二位にはヌンチャクを利用した技を披露した鈴木・麻見組(坂戸)、 そして三位には、杖を利用した形を見せた善波・小野瀬組(坂戸綜武館A)が入賞いたしました。

自由形・徒手の部 自由形・武器の部 自由形・武器の部

コロナ禍の中の大会。各試合ともマスク・手指消毒をしつつの試合となり、綜合乱取や柔拳法といった激しい試合では、 途中主審の判断により、数十秒程度マスクを下ろして深呼吸させるなどの休憩をはさんで行われましたが、綜合乱取、柔拳法の組手乱取では、 寝技が禁止されるなどまだまだ普段通りの試合はできませんでしたが、そんな中での久しぶりの試合。いい試合の連続でした。そんな中、 若い力の台頭は、学生出身のOBやOBも活躍する中、試合全体を盛り上げていたように思われました。

 

会場の都合によりインターネット回線が利用できないため、配信はできませんでしたが、動画は撮影しておりましたので、 後日YouTubeにUpする予定です。動画については、後日ご案内いたしますが、YouTube の CyberSobukanチャンネルをご覧ください。

さて、本大会で当流派の本年の主なイベントが終了いたしました。

今年も一年間、各大会にご来場・ご声援頂き、誠にありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いいたします。

 

 

 

≪ 大会結果 ≫

順位 氏名/団体 所属
合気道・綜合乱取
1位 菊池 渉 坂戸綜武館
2位 松下 裕里 千葉綜武館
3位 瀬戸 智宏 池袋綜武会
敢闘賞 片山 亮輔 池袋綜武会
合気道・捕技乱取
1位 加藤 広紀 誠塾
2位 佐藤 碧 池袋綜武会
3位 川崎 千晶 立教大学
敢闘賞 瀬戸 茉由 池袋綜武会
柔拳法・組手乱取
1位 松下 裕里 千葉綜武館
2位 小黒 敏武 池袋綜武会
3位 瀬戸 智宏 池袋綜武会
敢闘賞 中村 敦志 池袋綜武会
順位 氏名/団体 所属
自由形試合徒手の部
1位 菊池 渉/小沼 正雄組 坂戸綜武館B
2位 塙 春香/猪俣 寛晃組 立教大学B
3位 山下 真菜/山本 知穂組 富山大学
敢闘賞 五十嵐 瞳/藤島 駿次郎組 立教大学A
自由形試合武器の部
1位 小黒 敏武/中村 敦志組 池袋綜武会
2位 鈴木 博明/麻見 優司組 坂戸綜武館B
3位 善浪 弘善/小野瀬 辰巳組 坂戸綜武館A
敢闘賞 --- ---

 

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<お知らせ>

本大会をもちまして、2022年(令和4年)の日本綜武道連合会統一行事はすべて終了となります。 本年の大会結果については、イベント情報にてご確認いただけますので、 是非ともご覧ください。

来年も、よろしくお願いいたします。

[サイバー綜武館]

 

 

【大会概要】

主催:
日本合気道連盟
後援:
日本綜武道連合会
協賛:
日本綜武道国際連盟
協力:
日本居合道協会・日本杖道会・日本柔拳法会・日本手裏剣術会・ 日本手木術会・日本綜武剣道会

【本大会出場団体】

(順不同、敬称略)

  • 北海道大学
  • 千葉綜武館
  • 南總綜武館
  • 綜武会・誠塾
  • 坂戸綜武館
  • 川越綜武館
  • 池袋綜武会
  • 立教大学
  • 北海道大学
  • 富山大学
  •  

           
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