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こちらでは、各種大会段審査会の模様をご紹介。



navi 第50回全日本合気道選手権大会

12月08日(日)、東京・渋谷の国立競技場霞ヶ丘体育館におきまして、 第50回全日本合気道選手権大会が開催されました。

すっかり冬らしくなって、寒さもこたえるこの日。東京オリンピック招致が決まり、来年から国立競技場も改修工事に入るため、 この体育館での大会も今回が最後。 そんな50回目の大会の脇の国立競技場では、Jリーグの試合が行われており、体育館の中・外ともに盛り上がった一日でした。

<合気道綜合乱取>
今大会は、ヨーロッパの道場からの出場者も含め、25名のエントリーで始まった綜合乱取。A/B2会場に分かれて、3回戦までは同時進行で行われました。
A会場では村上(紘)選手(松戸綜武館)、高橋選手(松戸綜武館)の2名が、それぞれ打ち、投げといった得意な技を発揮して準決勝へ、 B会場では田中選手(坂戸綜武館)と、菊池選手(坂戸綜武館)の2名が、勝ち上がってきました。
A/B両会場とも同門対決となった準決勝。準決勝第一試合では、打ち技のさえる村上選手が、そして準決勝第二試合でも、やはり打ち技のさえる田中選手が決勝にコマを進めました。 決勝戦を控えての三位決定戦。まず最初の松戸綜武館vs坂戸綜武館の試合。 先手をとったのは、赤の高橋選手。試合早々に左胴打ちで技ありをとると、互いに激しい打ち合いに。試合中盤、今度は白の菊池選手が面打ちで技ありを取り返すという3位決定戦ながら、激しい試合。 その後互いに打ち、投げを見せつつも、今ひとつ決まらない状態が続いて、時間が迫ろうとする直前に菊池選手の面打ちが決まり3位入賞を果たしました。 という同門対決では、高橋選手が打ちで技ありをとると、これが決め手となり、三位入賞を果たすことになりました。
さて決勝戦。松戸綜武館vs坂戸綜武館の第二ラウンド。田中先取、村上選手ともに打ちを得意とするので、激し打ち合いが予想されました。 試合開始早々に、田中選手の強烈な右胴が決まり先取。その後田中選手は投げを見せるものの、村上選手に交わされて今ひとつ決め手にはなりませんでした。 村上選手も、盛んに打ちを見せるものの、田中選手のガードが堅く、なかなか切り崩せない。そうしているうちに、1分を過ぎて試合中盤にさしかかろうとしたとき、 田中選手先取の放った左面打ちが見事に決まり、技ありに。打ち技2本を決めて、全日本選手権で初の栄冠に輝きました。
綜合乱取では、準決勝に残った4名すべて少年部のころからやっている選手達。つい先日までは、少年大会で活躍していた選手達ですが、その後学生大会を経て、 全日本に。確実に世代交代が進んでいることを痛感させられる大会でした。

合氣道・綜合乱取 合氣道・綜合乱取 合氣道・綜合乱取

<合気道捕技乱取>:
今年も28名という大勢の選手のエントリーのもと始まった捕技乱取試合。こちらもベルギーからの選手が出場。初めての国際試合ながら検討していました。
さて試合の方は、A会場では、連覇を狙う星野選手(品川綜武館)が順当に勝ち進み、さらに岩井選手(日大理工)がそつなくこなして各道場のベテランを破って準決勝に。 B会場では、村上(裕)選手(松戸綜武館)が、落ち着いた、そして迷いを見せない技捌きを見せて、加藤選手(北大)を抑えて準決勝に、また木暮選手(日大理工)も加藤選手(北大) を抑えて準決勝に進出を果たしました。
準決勝第一試合、星野選手の連覇をかけた勢いは、岩井選手を上回り、僅差ながら、星野選手が決勝進出を決めると、第二試合では、村上(裕)選手が木暮選手を抑えて決勝へ。 従って、決勝戦を控えて行われた三位決定戦は、日大理工同士の同門対決。試合内容に大きな差がなく、副審の判定では赤白に分かれましたが、最終的に主審の判定により、岩井選手が三位入賞を果たしました。 さて決勝戦。これまで順調に勝ち進んできた星野選手でしたが、村上(裕)選手の好調さには及ばず惜しくも連覇を果たせませんでした。
優勝は、村上選手。星野選手は準優勝となりました。

合気道・捕技乱取 合気道・捕技乱取 合気道・捕技乱取

<柔拳法組手乱取>
14名のエントリーで始まった柔拳法組手乱取試合。B会場ではベルギーから出場のニコラ選手(オットスモア綜武館)が活躍を見せ、昨年の覇者、西村選手(坂戸綜武館) を最後まで苦しめるという場面も。

A会場では、一昨年の覇者 直井選手(松戸綜武館)が順当に準決勝にコマを進め、さらに一回戦から勝ち上がってきた里見選手(松戸綜武館)を抑えて決勝へ。 B会場では、ニコラ選手に苦戦しつつも西村選手が準決勝に、また準決勝では木村選手(松戸綜武館)の強烈な蹴りを警戒しつつ、上手な攻撃を見せて決勝に進出しました。 決勝戦を前に行われた三位決定戦では、木村選手が、里見選手を抑えて入賞を。続いて行われた決勝戦では、一昨年の覇者vs昨年の覇者による試合でしたが、若さと、 その動きの早さを活かして、直井選手が、上段・中段の突きを決めて、見事に西村選手を抑えて優勝を果たしました。

柔拳法組手 柔拳法組手 柔拳法組手

<自由形試合・徒手>:
例年盛り上がりをみせている自由形試合。徒手の部では、総勢13組の選手達によって、そのパフォーマンスが繰り広げられました。 徒手の部では、80点以上の高得点をあげる団体も多く、また10団体が79点以上とハイレベルな争いとなりました。
そうした中で頭一つぬきんでる形で優勝を果たしたのは、合計点82点の、臼田・坂本組(北海道大)のペア。二位には、81.7点の中島・藤本組(品川綜武館)、 そして三位には81.5点の中島・宮東組(富山大)が入賞。81点と高得点を上げつつも入賞に手が届かなかった高橋・直井組(松戸綜武館)は敢闘賞になりました。 <自由形試合・武器>:
武器の部も、総勢12組が出場。こちらも、79点以上の高得点を上げている団体が、9団体とやはりハイレベルな戦いとなりました。利用される武器は杖が多く、 巧みな杖操作を披露して、会場を沸かせる一面も。
さて演武の方はハイレベルな接戦となりましたが、81.3点を上げた遠藤・佐藤組(札幌学院)が優勝を。81.3点と優勝にわずかな差で手が届かなかった大洞・大島組(北大) が二位に入りました。二位とはちょっと離れましたが、80.7点を上げた渡邉・上岸組(富山大)が三位入賞を果たしました。

自由形・徒手の部 自由形・徒手の部 自由形・武器の部

<少年部稽古風景>
さて、緊迫した試合の合間、一段落したところで行われる、少年部の稽古風景。 昨年に続き、子供たちによる元気な姿を保護者の皆様に見て頂く稽古風景でしたが、 参加した子供達は最後まで元気よく、受身、基本の投げ、そして模範捕技乱取にと、 元気な稽古風景を披露してくれました。

自由形・武器の部 少年部稽古風景 少年部稽古風景

 

前回の居合道大会と同様、本大会もUstreamを利用しての生中継を行いました。一部不手際もあって放送しきれていない部分もありましたが、当日の模様は一部ですが、 Cyber Sobukanチャンネルにてご覧頂けます。
ご興味のある方は、ご覧ください。


Video streaming by Ustream

さて、本大会で当流派の本年の主なイベントが終了いたしました。今年も一年間、各大会にご来場・ご声援頂き、誠にありがとうございました。 また来年も、よろしくお願いいたします。

 

 

 

≪ 大会結果 ≫

順位 氏名/団体 所属
合気道・綜合乱取
1位 田中 潤之助 坂戸綜武館
2位 村上 紘輔 松戸綜武館
3位 菊池 渉 坂戸綜武館
敢闘賞 高橋 武大 松戸綜武館
合気道・捕技乱取
1位 村上 裕介 松戸綜武館
2位 星野 久子 品川綜武館
3位 岩井 将隆 日大理工
敢闘賞 木暮 隆人 日大理工
柔拳法・組手乱取
1位 直井 翔平 松戸綜武館
2位 西村 幸佳 坂戸綜武館
3位 木村 直 松戸綜武館
敢闘賞 里見 泰啓 品川綜武館
順位 氏名/団体 所属
自由形試合徒手の部
1位 臼田 升/坂本 悠介組 北海道大学
2位 中島 華奈子/藤原 孝則組 品川綜武館
3位 中島 百香/宮東 真奈美組 富山大学
敢闘賞 高橋 武大/直井 翔平組 松戸綜武館
自由形試合武器の部
1位 遠藤 真梨那/佐藤 圭祐組 札幌学院大学
2位 大洞 裕貴/大島 徹平組 北海道大学
3位 渡邉 実紀/上岸 未樹組 富山大学
敢闘賞 塩塚 剛/星野 久子組 品川綜武館

 

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<お知らせ>

本大会をもちまして、2013年(平成25年)の日本綜武道連合会統一行事はすべて終了となります。 本年の大会結果については、イベント情報にてご確認いただけますので、 是非ともご覧ください。

来年も、よろしくお願いいたします。

[サイバー綜武館]

 

 

おまけ

今回の大会のおまけショット

自由形武器の部

柔拳法・組手乱取試合

合気道・捕技乱取試合

【大会概要】

主催:
日本合気道連盟
後援:
日本綜武道連合会
協賛:
日本綜武道国際連盟
協力:
日本居合道協会・日本杖道会・日本柔拳法会・日本手裏剣術会・ 日本手木術会・日本綜武剣道会

【本大会出場団体】

(順不同、敬称略)

  • 千葉綜武館
  • 南總綜武館
  • 松戸綜武館
  • 日本綜武館
  • 品川綜武館
  • 埼玉綜武館
  • 坂戸綜武館
  • 川越綜武館
  • 上富綜武館
  • 玉川綜武館
  • 立教大学
  • 日本大学
  • 日本大学理工
  • 東京電機大学
  • 北海道大学
  • 北星学園大学
  • 札幌学院大学
  • 富山大学
  •  

           
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