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こちらでは、各種大会段審査会の模様をご紹介。


 

navi 第37回全日本居合道選手権大会

10月20日(日)、東京・渋谷区の国立競技場霞ヶ丘体育館におきまして、 第37回全日本居合道選手権大会が開催されました。

あいにくのお天気にもめげず、80名を超える選手が体育館に集結。 組抜刀試合、捕杖乱取試合、既定形・自由形試合、抜刀斬試合の5部門で激しいバトルが繰り広げられました。

13時半に開会式が始まり、開会の辞や祝辞などひととおりのセレモニーのち、早々に試合へ突入。 Aコートでは居合道・組抜刀試合が、そしてBコートでは杖道の捕杖乱取試合が同時に進行する形で、 大会の火ぶたが切って落とされました。

組抜刀試合 組抜刀試合 組抜刀試合

抜刀試合・捕杖乱取試合:20名がエントリーした抜刀試合。1・2回戦から僅差の接戦が繰り広げられました。 こうした接戦の中、勝ち上がってきたのは、経験豊富なベテラン勢ばかりではなく、若い新しい選手も奮闘しのし上がってきました。
準決勝には、木村選手(松戸)、関根選手(駒大高)、田中選手(坂戸)、そして熊倉選手(本部)といった、ベテラン VS. 若手 の対決。
準決勝第一試合は、これも僅差ながら木村選手の素早い刀捌きが、新鋭関根選手を抑えて決勝へ。また第二試合では、田中選手が僅差で上回り、熊倉選手を抑えて決勝に進出しました。 さて決勝を控えての3位決定戦。関根選手と、熊倉選手の戦い。この試合までよく健闘してきた関根選手。この3位決定戦も最後まで熊倉選手に食らいついてきましたが、 納刀ミスなどもかさなり、最後は熊倉選手が三位入賞を果たしました。 決勝戦、本大会絶好調な新鋭田中選手と、ベテランの木村選手との試合。両者とも見事な刀捌きで、最後まで試合はもつれ、最後は木村選手の納刀ミスもあって、田中選手が初の優勝に輝きました。

さて捕杖乱取ですが、こちらも1・2回戦では、比較的入り身や、体捌きのミスなどが多くみられ、勝敗がはっきりつく試合が多かったのですが、3回戦以降は、ミスも少なく、 また力量的に差がつきにくい試合がつづきました。捕られてから如何にスムーズに技に入れているかでだいぶ勝敗が分かれていたようです。 三回戦までを勝ち抜いたのが、村上(裕)選手(松戸)、佐藤選手(松戸)、村上(紘)選手(松戸)、そして武田選手(千葉)でした。 準決勝1回戦は、どちらも優勝を狙えるベテラン同士の戦い。ただし佐藤選手がミスを見せる中、ペースを崩さず村上(裕)選手はそつなく試合をこなして決勝へ。準決勝第2試合は、 村上(紘)選手と武田選手が激突。本大会順調な仕上がりを見せていた村上(紘)選手が、昨年の覇者、武田選手を破って決勝へ。決勝戦は、前代未聞の兄弟対決となりました。
決勝戦を前に行われた3位決定戦は、昨年なら決勝戦だった組み合わせでしたが、武田選手が佐藤選手を抑えて3位に入賞いたしました。
そして決勝戦。兄弟対決の試合の行方は、終始隙のない杖捌きを見せていた村上(紘)選手が、村上(裕)選手を抑えて初の優勝に輝きました。

捕杖乱取試合 捕杖乱取試合 捕杖乱取試合

自由形試合・既定形試合:自由形試合・10組。既定形試合10組のエントリで始まりました。
例年、帝京や駒大など高校生の活躍が目立つこの試合。
本大会も、自由形では大平・昌田組(帝京高)、石川・竹内組(駒大高)、既定形では、平間・加島・塩塚組(帝京高)、 阿部・藤原・盛永組(駒大高)の4組が健闘。

自由形では惜しくも入賞には至りませんでしたが、既定形では、阿部・藤原・盛永組(駒大高)が、敢闘賞を受賞いたしました。
さて自由形、既定形とも、ベテラン勢を要した各道場の活躍が目立ち、自由形の方は、息のあった太刀さばきを見せてくれた星野・中島組(品川)が見事に優勝を。二位には、 伊藤・祝組(川越)が、そして3位には滝口・石井組(本部)、そしてわずかに及ばず敢闘賞には、本大会大活躍を見せた田中・高澤組(坂戸)が入賞いたしました。

さて、既定形の方は、レベルの高い選手をそろえてきた坂戸の佐藤・斉藤・高澤組が頭一つぬきんでた形で昨年に続き優勝を。二位には息のあった動きを見せた塩塚・中島・藤原組(品川)が入賞。 ちょっと離されましたが、麻見・宮崎・前田組(上富)は3位となりました。阿部・藤原・盛永組(駒大高)は、よくがんばりましたが、わずか0.4ポイント及ばず惜しくも敢闘賞となりました。

自由形試合 自由形試合 既定形試合

抜刀斬試合:最後に抜刀斬試合。真剣により指定された時間以内に、 指定の方法で巻き藁を斬り、その切口、残心・納刀までで競います。総勢8名がエントリ−。
今回からルールが一部変更になり、残心・納刀の規制はなくなり、自由に行えるようになりました。 1回戦、皆、気迫のこもった斬りを披露。1回戦では、出場選手皆順当に斬り接戦。当然斬り損じれば二回戦に進めないわけですが、 2回戦へは、木下選手、佐藤(等)選手、佐藤(仁)、渡邊選手、そして大矢選手が進出。わずかな切口、角度やバランス、 そして納刀などにより審査が行われ、さらに三回戦(決勝戦)へは、佐藤(等)選手(坂戸)、佐藤(仁)選手(上富)、渡邊選手(南總)、そして大矢選手(南總) の4名が進出いたしました。
1・2回戦までの好調な斬りを維持していた、佐藤(等)選手が一人目見事な斬りを見せると、渡邊選手も負けじと意地を見せて見事な斬りを披露。 ベテランの大矢選手も、そして初の決勝に出場した佐藤(仁)選手も見事な斬りを見せてくれました。 その斬りの角度、バランスなどから最終的に、渡辺選手の斬りが僅差で上回り、佐藤(等)選手を抑えて優勝を。佐藤選手が2位となり、 大矢選手が3位となりました。また敢闘賞は、初の決勝戦進出を果たした佐藤(仁)となりました。

既定形試合 抜刀斬試合 抜刀斬試合

 

今回、初の試みにより、本大会は、Ustream によって Live 配信されました。今後も大会については、随時ライブ配信する予定です。 本大会の模様は、一部ですが以下の動画もご覧頂けますので、是非、ご興味のある方はアクセスの上、ご覧ください。


Video streaming by Ustream

http://www.ustream.tv/Channel/CyberSobukan

 

≪ 大会結果 ≫

順位 氏名/団体 所属
個人戦
抜刀試合  
1位 田中 潤之助 (坂戸綜武館)
2位 木村 直 (松戸綜武館)
3位 熊倉 正博 (本部綜武館)
敢闘賞 関根 直人 (駒大高校)
抜刀斬試合  
1位 渡辺 英司 (南總綜武館)
2位 佐藤 均 (坂戸綜武館)
3位 大矢 康昭 (南總綜武館)
敢闘賞 佐藤 仁 (坂戸綜武館)
捕杖乱取試合  
1位 村上 紘輔 (松戸綜武館)
2位 村上 裕介 (松戸綜武館)
3位 武田 康 (千葉綜武館)
敢闘賞 佐藤 晋一郎 (松戸綜武館)
順位 氏名/団体 所属
団体戦
自由形試合  
1位 星野 久子/中島 華奈子 組 (品川綜武館)
2位 伊藤 彰/祝 彩子 組 (川越綜武館)
3位 石井 恵子/滝口 祐恵 組 (本部綜武館)
敢闘賞 田中 潤之助/高澤 桃馬 組 (坂戸綜武館)
既定形試合  
1位 佐藤/斉藤(亮)/高澤 組 (坂戸綜武館)
2位 塩塚/中島/藤原 組 (品川綜武館)
3位 麻見/宮崎/前田 組 (上富綜武館)
敢闘賞 阿部/藤原/盛永 組 (駒大高)

 

 

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